夜空の星は。



…!やっぱり
こいつだったんだ!


「でもね。

本当は僕はそれだけでいいって
そう思ってたんだよ。」


そいつはだんだんと
距離を狭めてくる。


「なのに二回も振るから。

君が…君が悪いんだ…!」


「いゃ…こ、な…で。」


来ないで。

そう言いたいのに
恐怖で声がでなかった。