星羅がコンビニに行ってから結構たつ。
…ほんとに遅いなぁ…
「「「遅い…」」」
「なにしてんの、お母さんはっ?!
可愛い娘が腹を空かせて待っているというのにっ!」
「じゃあ買いにいけば良かったじゃねぇか…」
「うっるさいわね、晴樹ィー…
あんただって遅いっていうくらいなら行けばよかったじゃない!」
「俺はお前を沖まで引っ張って行ってやったからクタクタだったんだっつーの」
あぁ…もう喧嘩しないでくれよ。
「はぁ?あんただってねぇ…」
星愛が言いかけた時だった。
キキーーーーーーーーーッ!!!
「ーっ?!」
「な、なに今の…」
「事故かな?」
嫌な胸騒ぎがした。