夜空の星は。




気付いたら斎藤達はもう結構向こうまで歩いていた。

…カップルに見えてきちゃった。はは…


『ねぇ、あれハル君と麗華じゃない?』

『本当だ。付き合ってるの?!』

『まさかっ…麗華なんかとっ…』

『でも現に歩いてるじゃんっ…』


ーーーズキッ

胸がきゅうってなる。