私は俯いてた顔をあげて思いっきり 顔を振って否定した。 「…のらないの?」 私は…何があっても斎藤からは 身を引かない! 「そう。残念ね。」 何だっていい。斎藤の傍にいられれば。 「じゃあ貴方は遥君の傍にいられれば 幸せなの?」 私は頷いた。 「あれ~?じゃあ“約束”はもう破るのねぇ~?」 ーーーードクンッ 『幸せになるな。』 やだ。待って。思い出したくない…