夜空の星は。




私は俯いてた顔をあげて思いっきり
顔を振って否定した。



「…のらないの?」


私は…何があっても斎藤からは
身を引かない!


「そう。残念ね。」


何だっていい。斎藤の傍にいられれば。


「じゃあ貴方は遥君の傍にいられれば
幸せなの?」

私は頷いた。


「あれ~?じゃあ“約束”はもう破るのねぇ~?」


ーーーードクンッ


『幸せになるな。』


やだ。待って。思い出したくない…