夜空の星は。



…脚立もないし。

…しょうがない。


「よっ…」


私は本棚を登ってとることにした。

…そもそもこの学校は
色々、設備やらなんやらがそろっている
から、本だって一杯。

だから本棚は天井まである。
それがもうずらーって。


「ぁ、と…ちょっ…と…っ」


ーーーーーグラッ


「きゃっ…?!」

本棚が…倒れた…?!


嘘っ、天井まであるのにっ?!