「ーーーん…」

目を覚ますと

見慣れない白い天井が

最初に目に入った。



「…保健…室…?」

この独特の薬品の臭いが
鼻を掠める。



この条件が揃えば
保健室だという事は
すぐわかった。


「なん、で…」


私…確か屋上で…?


「あら。気が付いた?」



「!あ、はい…

…あの、なんで私ここに…?」