目の前には規則正しい 寝息を立てる星羅がいる。 窓からはいる柔らかな風に 靡かれる星羅の髪が顔にかかる。 その髪をどかしながら 星羅の頬に手を添える。 「くそ…」 こんなにも目の前にいるのに。 手を伸ばせば届きそうなのに。 ーーーーー俺がその手を掴めないのは 俺が弱いから。