だってこれはやり直す前に涼晴があゆみちゃんにあげたものだから。 私が貰ってしまったら、本当に未来が変わってしまうのかもしれない。 それが本当に怖いんだよ・・・。 「ごめん・・・なさい。」 私は俯いて謝った。 涼晴はスタスタと友達のところへ行ってしまった。 「・・・ありさなんで受け取らなかったの?」 私達を見ていたあずにゃんが聞いてきた。 「うん。」 そう、きっとこれでよかったんだ・・・。