中に入ると、思ったより多くの人が集まっていて皆ワインやシャンパンを飲んでいる。
私はまだ高校生だから飲めるはずもない。
もちろん、明星も。
皆楽しそうに喋っていて、私達以外はほとんどが40代~50代だ。
逆に私達が浮いている。
と、その時..........
キキィ―――――――
ドアの開く音がして、さっきまでしゃべっていた人達が一斉にドアの方を見た。
「おぉ、白夜様だ」
「なんて、お美しいの!」
皆口々にそう言っている。
しかも、明星まで言ってるし!!!!!!!!!
「はぁー、なんて格好いいの」
「ちょ、明星あれが白夜様っていうひとなの?
全然かっこよくないじゃん!!!!! 」
「ちょっと、なに言っているの!!!!
めっちゃ綺麗だし、格好いいじゃん!!!!」
「はぁー、もー、馬鹿馬鹿しーんだから!
私料理取ってくるね 」
すると、その時、白夜が口を開いた。
「そんなに気を使わないでくれるかな
さぁ、さっきの続きをしてよ 」
その言葉を聞くと皆はさっきみたいにまた喋りだした。
白夜様―――――――その容姿は、本当に綺麗で誰をも魅了するほどだ。
だけど、私はそんなこと気にしない。
だから、皆から変わり者って言われてる。
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私は料理をお皿に盛って明星の所まで向かった。
行く途中に人だかりができていた。
なんだろうと思って見てみると、白夜様と目が合った。
私はきっと凄い方なんだろうなぁーと思って、すぐ目を反らした。
その時、白夜が何を思っているか知らずに.............