学校はいつも運転手さんが送迎してくれる。
皆は気づいてるとおもうけど、私は皆がいってるお金持ちというものだ。
私はその"お金持ち"という響きが好きじゃない。
そう、私の周りはお金持ちばっかり_______
「はぁー、ため息しかでない.......。」
この言葉を私は生きてる間に何回言っただろう?
1日に1回は絶対言ってる。
――――――そんな事を思っていたら学校に着いてしまった。
外を見たら私の親友の明星(みよ)が校門で私を待っててくれていた。
私は急いで車を降りた。
「枢瑠ーー、ずっと待ってたのよー!!」
「ごめんってー!!!
お詫びになんでもいうこと聞くからさぁー」
「今言ったね (( ニヤ 」
「な、何?」
「今度さぁー、イタリアでパーティーがあるんだけどー、私と一緒に行こうね!」
「ぱ、ぱ、パーティー?!」
「そっ、パーティー。
世界中から有名な人がいっぱい来るんだよ!
あと、白夜様もっっ!!! 」
「誰?
その白夜様って.....?」
「えっ、知らないの??」
「知るわけないじゃん!」
「まぁー、後で説明するよ
じゃないと、遅れるからね!」
「えっ?!」
と時計を見てみると8時30分。