「・・・・・・?」
もうダメだと思った。が、なぜか私は怪我をしていない。
なぜ?
「大丈夫?麻里。」
悠ちゃん!悠ちゃんだ!
悠ちゃんはあたしのたった1人の男友達。
スタイルよくてまあ、顔もいい。おまけにモテる。
悠ちゃんはあたしと同じ中学だったから私の性格もよく知っている。
「ゆ、悠ちゃん!」
思わず叫んでしまった。
は、恥ずかしい・・・。
「俺は悠ちゃんじゃねーよ。あんな兄貴と一緒にすんな。」
え?悠ちゃんじゃない・・・?
じゃあ、私を助けてくれた子は?
「あ、あなたは?」
なんか、超がつくほどのメルヘン発言wwwwワロタwwww
「鈴川遥斗。兄貴・・・いや鈴川悠雅の弟だ。」
えっ。悠ちゃんの弟!?
弟がいるってことは知ってたけど、こんなそっくりとは・・・。
これまた、イケメン。

