「やめて欲しい?」

蒼は茶色の髪を揺らしながら言う。

「そりゃ、やめて欲しいよ!」

私は怒りが抑えられなかった。

「そっかあー。残念。」

しぶしぶ蒼は私の制服のボタンをとめた。

「女1人かあ...」

私はポソッとつぶやいた。