でも、遥斗の唇の感触ではない。

これまた、ふんわりとした優しい感触。

ゆ、悠ちゃん!?

「これでよしだな」

悠ちゃん!よしじゃないよ!

「チッ。言っとくけど麻里は俺のもんだから。」

違うよ。私は私のものだよ。

なんて言えないな。

「あと、麻里。これから俺のことは遥斗様な 笑」

はあ。遥斗様か。

また忙しくなりそうだ。