「そうだな、ゆぅて犯罪だかんなっ!ハハハ
てか嬉しいな
美希ちゃんがちゃんと思ってくれてること言ってくれるの。殻に閉じこもってる子かと思ってたから、本音とか言わないのかなって、勝手に思い込んでた。」
あ、さっき同じようなこと言われたな
本音とか言わなさそうなのかな
ま、いままで
冷めてるって言われ続けてて
つまんないって言われ続けてて
いつのまにか独りになってたし
それでも一緒にいて、遊んで、話すのは
1人だけ。その1人がいれば幸せ。
それでいいんだよね。
「美希ちゃん?どーした、考え事?
タクシー拾ったよ」
「え、んーん
なんでもない」
って、タクシーに乗り込んだ
んきはつかれ疲れてたみたいで
うとうとして、いつの間にか寝てた
