「村雨！！ここの書類訂正ありすぎ！！」
「え。本当ですか！？うゎぁぁぁ・・・」
「霖堂！！制服改造すんな！！阿須先輩も！！」
「「はーい。」」
「真那田ー、ここやっといてくれないか？」
「分かった。」
「・・・会長！！何意味分かんない提案出してんですか！！」
「えー？よくないですか？」
「よくないです！！」


佐倉くん・・・ありがとう。君のお陰でとても楽だ。
なんて頼れる後輩なんだ・・・


「あの・・・笑川先輩？」
「・・・ぁ、何？」
「・・・すみません、会長をとめてください・・・」
「・・・了解。」


せっかく僕に遠慮してた佐倉くんが頼むなんて・・・何してんだ、馬鹿亜絃。

「失礼しま・・・」
「あ、しゅーちゃぁぁぁん！！」

「笑川くん・・・！！」

「・・・先生、どうしたんですか。」
「この書類なんだけど・・・」
「・・・。」

『しゅーちゃんの手作りお菓子を購買におこう！！』
『しゅーちゃんの作ったぬいぐるみを教室におこう！！』
『しゅーちゃ・・・

バサッ

「・・・亜絃。」
「名案ですよね♪」

ボコッ

「失礼します。」
「ぅ・・・うん。」


殴り足りねぇぞ、このクソ生徒会長が。