「ルニアは真面目さんなんだから、きっとできるようになるって!」 ネロリアは満足したのか私の頬から手を放す。 「ネロリア、私、もう家に帰る。」 力無いその声を聞いてもネロリアの笑顔が崩れることはなく。 「そっか、じゃあまたね!」 元気に手を振った。 私はそう告げると、家に帰った。