「あーあまちがえちゃった」


「もうひまりはドジねー」


そういってわたしの首に緑色のりぼんをつける


「はい。できた ・・・ひまりももう17歳ね」


お母さんがか細い声でそう言った。


「うん」


「そろそろ時間よいってらっしゃい」


「はーい じゃあ行ってくるね」


「いってらっしゃい」


お母さんの目がすこし涙目だったことは見なかったことにしよ。



ごめんねお母さん。 ずるい娘で・・・。