「多分大丈夫です…。いつものことなんで。」
いつものことって大変だなー…。
タオル濡らしてこよっかな。
「痛そう…。そこ座ってて!タオル濡らしてくる」あー…めんどくさいこと嫌いなのになにしてんだ?バカみたい。ま タオル濡らそう。
屋上に設置してある水道でタオルを濡らす。
ちゃんと絞って…。あー…私バカみたい。
「はい。頭の上乗せときな?」
見ず知らずの人になにしてんだろ…。
暇だしいっか。なんかイケメンだし。
「ありがとうございます。先輩…?」
あ、なんか照れる。
「黒崎千亜希2年だよー。1年生入学式サボリ?」なんで自己紹介してんだろ。
「サボリです…千亜希先輩?先輩もでしょ?」
千亜希先輩だって…。イケメン君可愛いよ…。
「めんどくさいもんさぼりますよ?笑イケメン君お名前は?」名前わかんないからなー?
「坂下弘樹です。先輩小さいですねー…?」
なんかバカにされたけど…。
それから30分ぐらい話してたら隣で弘樹君が眠そうにうとうとし始めた。
「弘樹君寝ていいよ?」
なんかうとうとしているところがかわいすぎる。「すいません…」
と一言言って私の肩に頭をのせて寝始めた。
私も寝ちゃお…