「いってきまーす。」
高校入学のために新しく買ったスクバを持ち新しくローファーを履きマンションから出る。
めんどくさいとしか思えない入学式、さぼる予定…。
めんどくさいことは嫌い。
特に恋愛。
告白されて付き合ったことはあるが疲れるだけだった。
いろいろ考えていたら学校についた。
なんかキャーキャーうるさいな。と思いながら歩いていたら横に琉都が走ってきた。
琉都は小学校からの友達。如月琉都。
「はよ。大変だな弘樹」
何が大変なんだかいまいちわかんねぇよ。
「何が大変なんだ?つかキャーキャーうるさい」耳がめっちゃ痛い。
「この歓声 笑 耳が痛いぜ」
歓声って…これもう叫んでるだろー
早くクラス表見て中行きたい。