「ごめん…先輩今すっげーかっこわるいから…見ないで…?先輩にかっこわるいとこ見せらんねぇよ…。これ以上嫌われたくないし…」
本当に見せらんねえよ…見られないように後ろ向こう…。先輩…迷惑かけてごめん…。
「弘樹君…ごめんね?」
フェンスの方から走ってきた先輩に後ろから抱きつかれた…。先輩…俺のこと振るんでしょ?
だったらこんなことしないでよ…涙とまんないよ俺…。
「先輩…俺のこと振るんだったら離れて…俺馬鹿だから勘違いしちゃうよ…?今…振ってくれたら諦めるからさ…」
諦めるわけないじゃん…俺馬鹿だな…。
先輩…離れないで…俺のこと好きって言ってよ…。
俺のこと彼氏にしてよ…