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「柚子ちゃん、今日お弁当?」


「うん、そうだよー。屋上行こっか。」



そして入学してから3ヶ月が過ぎた。


もう友達もできて、最近では学校が楽しいと思える程だ。



「萌莉はさ、恋…したことある?」


「…ッッ!んッ、ッッん゙ーー!」

「ちょ、ちょっと大丈夫!?」


いきなり食べてた唐揚げを喉に詰まらせてる萌莉。


「ケホッ、ケホッ…だ、大丈夫…」


ピコンッッ!


そんな効果音がつくくらい頭の上にある文字が浮かんだ。



「さては…恋してるだろ!萌莉!!」