家に帰ると



手紙が一つ




「招待状?」


黒い紙に金色の文字




差出人は



涼介



同じクラスの



確か先月転校してきたんだっけ



確か他に


あと8人いたような



まぁいいか



行ってみよう



私は姫歌(ひめか)


嬢野院グループの一人娘




この白い家は



私にお父様がくれた家



と言っても



私を手懐けるための



道具


さぁ




招待状のとおりに





綺麗なドレスで行こうかな





午後9時に