桜色、

目を覚ますと、白いカーテンが見える。


ここは保健室・・・・・・?

そっか、あたし倒れちゃったんだよね。


「よかったー!!葵ーっっ」

「梨香・・・?」


「すっごく心配したんだからねー!!!」

梨香・・・どこまでも優しいんだね。


「葵、最近様子がおかしいの、翔くんの事でしょう?」

やっぱり梨香には何でもお見通し。

安心したら、急に涙が出てきた。


「あ・・・たし・・・や・・っぱり翔が・・・好き。彼女・・・が・・いても。」

泣きじゃくるあたしに梨香はずっとそばにいてくれた。

黙ってあたしの話を最後まで聴いてくれた。


ありがとう、梨香・・・。