か、か、可愛いぃ~




こんな一面が見れるなんて…




あぁ…世の中の全ての
神様、仏様に感謝します。





「じゃ、じゃぁ…
晋作さん?」





はいはいはいはいはーいっ!



意義アーリ!



晋作さんだと、[さん]がついていて、
お気に召さないと思います!





「さん…か…」





ほらね!
夢の中の私は
バカですか?






「だって、晋ちゃんだと、
しんちゃん、で、
慎ちゃんとかぶるでしょ?
それじゃ、嫌がるかな…って。」

「そうだな。まぁ、許してやる。
夢雨歌。
お前は、俺の女だ。」





なんだか…
いつになく、真剣で…
こ、困る…





それから、高杉さん…
じゃないっ!晋作さんは帰って、
私もみんなとさよならをして、
長州藩邸に帰った。





ん?
なんだろ…これ…





どうやら、血だということは、分かった。





不思議なのは、
長州藩邸に向かって
続いてること…