やっぱり…
激動の時間を生きた人は…
考え方がカッコいいなぁ~




「そこでじゃの。」





??まだあるの?







あっ!夢の私も驚いた様子だ。






「わしの、答えを話そう。
人が傷つかずに、この時代を、わしは変えたいと思っとる。
鎖国が長すぎて…日本は、世界から取り残されてしまったのじゃ。
そこで…わしは、仲間を大事にしたい。
夢雨歌…おんしの力も借りたいと、わしは思っとる。」







えぇっ!!
わ、私?!





「…………わ、私ですか?」





「夢雨歌…
わしは、かくれんぼでも、おんしを見つけてやれんかった…
でも、次は見つけてみせる。
いや、どこにいようと、わしが夢雨歌を見つけ出す…
必ず。
約束ぜよ。」



「………」



「だから、夢雨歌…
おんしには、これからわしが成すことを
隣で見ていてほしいんじゃ。
そばで見守っていてほしいんじゃ。」






ぷ、プロポーズ~?!!!





「りょ、龍馬さんっ!
わ、私なんかでよろしいのですか?」






夢のなかの私は涙ながら言っていた。






「おんし以外、
いまのわしには、考えられん!」





「うっ…うっ…
はいっ!!」





「よかったっすね♪姉さん♪」



中岡慎太郎、慎太郎くんが、夢のなかの私に
言った。
少し悔しそうな顔をして。