今日で。1学期最後の学校。

今日の朝は俊也に会うことはなかった。

だから。手紙を渡すことにした。

手紙を渡してもらった後。

私はずっと恥ずかしくて。

反応が怖くて。

だから。ずっと教室にいた。

そして。終業式

長い校長の話。

暑くて。暑くて、


ふと気になって、俊也の方を見た。

俊也は3Rで、私は1R。

クラスは離れているけど。

並んでる列は同じ。

だから。横を見ればすぐに俊也が見える。

私は横目で俊也のことを見た。

そして。

「・・・・・」

目が合った。

私はすぐに逸らした。

さっきの手紙を俊也が読んだと考えると、

ものすごく恥ずかしくて。

下を向いていた。