翌日。

今日こそはっ

絶対言う。

私は朝会ったら俊也に言うつもりだった。

時計を見ると8時15分

「やばっ早く行かないと会えない」

私は急いでカバンを持って。

走っていつもの道まで急いだ。

「はぁ・・・・はぁ・・・・」

息切れしている呼吸を整えて。

ゆっくり歩く。

「まだ・・・・来てないのかな・・・・」

私は俊也が通っている道をみた。

「あ・・・・」

すると、俊也がいた。俊也は下を向いて歩いていた、

私はゆっくり、ゆっくり、。歩いた。

後ろからは俊也の足の音。

いわなきゃ・・・・

いわなきゃ・・・・

そう思えば思うほど言えなくて。

気がつけば俊也は私のとなりまできていた。

もう。目の前には道路で。人もたくさんいる。

どうしよ・・・・このままじゃ言えないよ・・・・

私は俊也のことを思い切ってみた。

すると・・・

「・・・・・・・・」

俊也はとっさに顔をそっぽに向けた。

「・・・・・・・」

私は不安になって。口を閉じた。