休憩時間・・・・。

「教室まだ開いてないないじゃん!」

私は教室のドアの前で教科書を持ちながら壁に寄りかかっていた。

私がぼーっとしていると。

「ドンっ」

「ぁ。ごめ・・・・」

「!?」

目の先には俊也・・・。

俊也の顔はすごく真剣で。

目がすごく・・・・

切なそうで・・・・。

どうして・・・・?

どうしてそんな顔するの・・・・・?

私はすかさず俊也に背を向けた。

ダメだ・・・・。

今はダメなの・・・・。

お願いだから・・・・。

目の前に現れないで・・・・。