翌日

廊下を通りかかると。

友達と俊也が話をしていたところが見えた。

「誤解といてくれてるんだ・・・・・」

私はその光景をじっと見ることしかできない。

そして、話が終わると友達は私の方にやってきた。

「まな!左野わかってくれたよ!ちゃんと話しておいたから大丈夫!左野も「あいつ嘘つきやがって」って怒ってたし、だから安心しなよ!」

「ありがとう・・・・・本当にごめんね」

本当にうれしかった。

安心したよ。

いつも迷惑ばかりかけてごめんね。

でも・・・・・

私はやっぱりこの「好き」という気持ちを止めなくちゃいけない。