「ちょっよ待って」

「何?」

「なんでそんなこと言ったの」

「え・・・・」

「だからなんでそんなこと言ったのかって聞いてんの!なんで?あんたバカじゃない」

私はそれだけ言うとその場を後にした。

気がつけば私は廊下で一人泣いていた。

「なんで・・・・・」

辛いよ・・・・。

苦しいよ・・・・。

ごめんね・・・・

俊也・・・・・・・・

私・・・。

嫌わないで。

いろんな思いが溢れ出てくる、

どうしたらいいの・・・。

俊也が避けてると思うのはきっと気のせいでもなんでもなく。

事実だったんだ・・・・。

「どうしよ・・・」

すると、

「まな!?どうしたの!?なんで泣いてるの?」

すれ違った友達に肩を掴まれた。

私は友達の顔を見た瞬間に。涙がドット溢れ出てきた。

「どうしよ・・・・わったし・・・・・どっ・・・・う・・・しよ・・・」


「おっ落ち着いて?なにがあったの?」

私はさっきの出来事をすべて話した。

「はぁ!?意味わかんない!なにそれ!まな!大丈夫だよ誤解とこ?」

「もう・・・だめだよ・・・俊也はもうきっと私の顔もみたく・・・」

「そんなことないって!佐野だってわかってくれる!」

私は友達の言葉を聞きながら。

友達の胸に顔を埋めた。

「私が誤解といてあげるから佐野とはなしてくるから」

「う・・・・ん・・・・・・」

私は友達に頼った。

いつも迷惑ばかりかけてる。

いろんな友達に協力してもらってる。

今回もまた助けてもらうなんて・・・・。

私はいいのかな・・・・・。