胸が張り裂けるぐらい辛かった。

トイレの鏡の中の私は泣いていた。

泣きたくない。

それでも、涙は頬をつたう。

横にいた友達が驚いて

「どうしたの!?なにがあったの!?」

「おね・・・・・・が・・・・い何も・・・・・言わないで・・・・・」

涙でうまくしゃべることができなかった。

自分でもびっくりするぐらい・・・・・

私は俊也のことが好きだったんだ・・・・・。

もう、あの頃は戻ってこない・・・・・。

そうおもうだけで、

切なくて。

辛くて。

このまま消えてしまいたかった。