君の隣で~☆星空☆続編~【完】

今までのいきがってた頃のあたしなんて、もう何処にもいなかった。




ただただ、恐怖で、愛の事だけでも守らなくちゃいけないって思った。



玄関の前で震え続けながらも、あたしは1人色々な事を考えていた。




そのうち、
ドアを叩く音がなくなると共に



あたしは鳴り続ける電話の方に向かった。



「はい………」


「………」


「……誰だかもう分かったから、何か話せば?」


「………」


「何がしたいの?」


『…………。』


「悪いけど、こんぐらいじゃ、びびんないから!!」



そう言うと向こうから電話が切れた。



そして、また電話が鳴り始めた。






あたしは、頭がおかしくなりそうで守に電話をした。