君の隣で~☆星空☆続編~【完】

家の中でも、いつも誰かに見られているようで恐くて、あたしは雨戸を締め切るようになった。



開ける時は洗濯物の出し入れの時だけ、


“あれ………?”



「なくなってる……」



干してた下着がなくなっていた。


“って事はここまで誰かが入って来た……”


あたしは一瞬にして鳥肌がたちすぐに雨戸を閉めた。



ピンポ~ン…♪♪



家にチャイムと同時にあたしの体はビクンと反応した



玄関まで行って覗く勇気がその時のあたしにはなかった。


ピンポ~ン…
ピンポ~ン……♪♪


鳴り響くチャイムに耳を塞ぎ、ただ震える体で部屋で小さくなっていた



恐怖だった……



あたしの頭の中には


“殺される………”


ただそれだけしかなくて………



とっさに寝ている愛を隣の部屋に移した。