その次の日……
仕事中に守から電話が入った。
守は喜んでいた
「愛の妹か弟か分からないけど、大切に育てて行こう」
そうあたしに言った。
そんな優しい守の言葉も、この時のあたしには届かなかった。
あたしに押し寄せてきたのは不安だけ
“愛を同じように可愛がってくれるの?”
“愛を粗末にしたりしない?”
こんな事、結婚したなら承知していたはずなのに
不安でしょうがなくて、押し潰されそうだった。
守は愛に対して、本当に自分の子供のように可愛がってくれてた。
休みの日には色々な所に遊ぶビに連れて行ってくれたりもした。
そんな一緒に生活していく中で、あたしは守と愛の関係を見て誓ったんだ……
“愛はどんな事があっても必ずあたしが守る………”
そして―――
“暖かい家庭を築いて行こう”
………と、そう、誓った。
ピロピロ……ピロ………♪♪
“んっ!?こんな朝早くに誰?”
家の電話が響き渡る中、あたしは重い腰をあげた
「もしもし」
「‥‥‥‥」
「もしもし?」
「‥‥‥‥」
「誰‥‥‥?」
「‥‥‥‥」
“もう、朝から誰っ??”
あたしはため息をつきながら電話を切った。
ピロピロピロ‥‥‥♪♪
「はぁ‥‥‥マジ誰っ!!」
きった瞬間に掛かってきた無言電話にあたしはまた電話に出た。
「はい」
「‥‥‥‥」
「誰だよ!!なんかしゃべれよ!!!」
「‥‥‥‥」
「‥‥‥ったく!!」
苛々しながら、思いっきり受話器を置いた。
ピロピロピロ‥‥‥♪♪ピロピロピロ‥‥‥♪♪
その瞬間、電話線を抜いた
「なんなんだよ!!!」
仕事中に守から電話が入った。
守は喜んでいた
「愛の妹か弟か分からないけど、大切に育てて行こう」
そうあたしに言った。
そんな優しい守の言葉も、この時のあたしには届かなかった。
あたしに押し寄せてきたのは不安だけ
“愛を同じように可愛がってくれるの?”
“愛を粗末にしたりしない?”
こんな事、結婚したなら承知していたはずなのに
不安でしょうがなくて、押し潰されそうだった。
守は愛に対して、本当に自分の子供のように可愛がってくれてた。
休みの日には色々な所に遊ぶビに連れて行ってくれたりもした。
そんな一緒に生活していく中で、あたしは守と愛の関係を見て誓ったんだ……
“愛はどんな事があっても必ずあたしが守る………”
そして―――
“暖かい家庭を築いて行こう”
………と、そう、誓った。
ピロピロ……ピロ………♪♪
“んっ!?こんな朝早くに誰?”
家の電話が響き渡る中、あたしは重い腰をあげた
「もしもし」
「‥‥‥‥」
「もしもし?」
「‥‥‥‥」
「誰‥‥‥?」
「‥‥‥‥」
“もう、朝から誰っ??”
あたしはため息をつきながら電話を切った。
ピロピロピロ‥‥‥♪♪
「はぁ‥‥‥マジ誰っ!!」
きった瞬間に掛かってきた無言電話にあたしはまた電話に出た。
「はい」
「‥‥‥‥」
「誰だよ!!なんかしゃべれよ!!!」
「‥‥‥‥」
「‥‥‥ったく!!」
苛々しながら、思いっきり受話器を置いた。
ピロピロピロ‥‥‥♪♪ピロピロピロ‥‥‥♪♪
その瞬間、電話線を抜いた
「なんなんだよ!!!」



