さすがのあたしでさえ、
たまにドキッっとさせるような所がある守に、どんどん興味を持って行った。
でも、あたしが付き合ってるのは守の友達。
それでも、あたしを誘ってくる守にあたしは1ヶ月位駆け引きを続けながらも会ったりはしないでいた。
初めて守に会ったのは、
付き合っている守の友達にお金を返す時だった。
あたしは毎月、その彼にお金を貰っていた
“愛が居るんだから、何かの足しにしろ”
そう言われ続け貰っていたお金。
その人に「いらない」そう言った時点で受け取る事をしない人だって事位は1番よく分かっていたから、
だから、ずっと使わず
いつか返そう……そう思っていた。
自分が嫌だった。
同情なんていらなかった……・。
手を貸して貰う事すらも
あたしの中では許されなかった。
「ねぇ、「ありがとう」って言っておいてね」
そう始めて守に会った時に大金を渡した。
「はぁ??これ……翔サンのお金か?」
「うん、まぁ、返しておいて」
そう言って帰ろうとした時
「帰るんか??」
「うん、もう用事ないから」
「そうか、送っていくから」
「いい……」
人を信じなくなったあたしは守のそんな簡単な誘いにはのろうとしなかった。
「翔サンの女になんも出来る訳がねーだろ」
そう、守の発した言葉に、あたしは振り返った。
「飯でも、食おう」
「………」
「俺が、腹減ったわぁ~~」
そんな守を覗き込みながら、あたしは守の車に乗った。
たまにドキッっとさせるような所がある守に、どんどん興味を持って行った。
でも、あたしが付き合ってるのは守の友達。
それでも、あたしを誘ってくる守にあたしは1ヶ月位駆け引きを続けながらも会ったりはしないでいた。
初めて守に会ったのは、
付き合っている守の友達にお金を返す時だった。
あたしは毎月、その彼にお金を貰っていた
“愛が居るんだから、何かの足しにしろ”
そう言われ続け貰っていたお金。
その人に「いらない」そう言った時点で受け取る事をしない人だって事位は1番よく分かっていたから、
だから、ずっと使わず
いつか返そう……そう思っていた。
自分が嫌だった。
同情なんていらなかった……・。
手を貸して貰う事すらも
あたしの中では許されなかった。
「ねぇ、「ありがとう」って言っておいてね」
そう始めて守に会った時に大金を渡した。
「はぁ??これ……翔サンのお金か?」
「うん、まぁ、返しておいて」
そう言って帰ろうとした時
「帰るんか??」
「うん、もう用事ないから」
「そうか、送っていくから」
「いい……」
人を信じなくなったあたしは守のそんな簡単な誘いにはのろうとしなかった。
「翔サンの女になんも出来る訳がねーだろ」
そう、守の発した言葉に、あたしは振り返った。
「飯でも、食おう」
「………」
「俺が、腹減ったわぁ~~」
そんな守を覗き込みながら、あたしは守の車に乗った。



