ガチャッーー。
家に帰ると、夜中の3時を回ってた。
「流奈っ!!!あんたは何を考えてるのよ!!!何時だと思ってるの!!!」
そう怒鳴りつけるお母さんに、あたしは言葉を失い、ただボー然としていた。
「男じゃないでしょうね??何考えてんのよ!!あんたはもう1人の子供の母親でしょ?愛が可哀想だわ…!!!」
「ちが……」
そうあたしが言い換えそうとした時、お母さんはあたしに言った。
「母親……失格ね。こんなんじゃ、愛の先も見えてるわ」
そう、言葉を漏らした。
一瞬………
あたしの中で時間が止まった。
何も言葉が出ず、ただ……玄関に突っ立っていた。
“母親失格………”
今まで、頑張ってきたつもりだった。
一生懸命、働いて、家にもお金を入れて、休みの日には愛との貴重な時間をめいっぱい楽しんだ。
愛の喜んだ顔を見たくて、1駅帰りは歩き、電車代を浮かして
1週間に1回は愛におもちゃを買って行ったりしてた。
喜ぶ顔が見たくて……
悔しさと脱力感でいっぱいの中、部屋に戻ると、愛の寝顔が胸に突き刺さった。
「ごめんね………」
そう呟いた時、
「もっとしっかりしなさい!!もう、愛の母親なんだから!!!」
そう、隣でまた言い続けるお母さんに、あたしもだんだん腹が立ってきていた。
「………くせに」
「何??お母さんも疲れてるんだから、早く寝てちょうだい」
「何もしらねぇ~くせに、ガタガタ言ってんじゃねぇよ!!」
「何なの!!その口の利き方、そんなんで子供が育てられるの??」
「うるせーっつてんだよ!!てめぇ~の子供の事も何もしらねぇくせに出来た親ぶってんじゃねぇよ!!」
そう怒鳴り散らした瞬間、愛が泣き始めた。
「出て行ってやるよ!!こんな家!!!」
「愛は置いていきなさい!!」
「うるせーよ!!愛はあたしの子供だよ!!」
そう、怒鳴りながら愛を毛布にくるみ抱きかかえてあたしは外に飛び出した。
家に帰ると、夜中の3時を回ってた。
「流奈っ!!!あんたは何を考えてるのよ!!!何時だと思ってるの!!!」
そう怒鳴りつけるお母さんに、あたしは言葉を失い、ただボー然としていた。
「男じゃないでしょうね??何考えてんのよ!!あんたはもう1人の子供の母親でしょ?愛が可哀想だわ…!!!」
「ちが……」
そうあたしが言い換えそうとした時、お母さんはあたしに言った。
「母親……失格ね。こんなんじゃ、愛の先も見えてるわ」
そう、言葉を漏らした。
一瞬………
あたしの中で時間が止まった。
何も言葉が出ず、ただ……玄関に突っ立っていた。
“母親失格………”
今まで、頑張ってきたつもりだった。
一生懸命、働いて、家にもお金を入れて、休みの日には愛との貴重な時間をめいっぱい楽しんだ。
愛の喜んだ顔を見たくて、1駅帰りは歩き、電車代を浮かして
1週間に1回は愛におもちゃを買って行ったりしてた。
喜ぶ顔が見たくて……
悔しさと脱力感でいっぱいの中、部屋に戻ると、愛の寝顔が胸に突き刺さった。
「ごめんね………」
そう呟いた時、
「もっとしっかりしなさい!!もう、愛の母親なんだから!!!」
そう、隣でまた言い続けるお母さんに、あたしもだんだん腹が立ってきていた。
「………くせに」
「何??お母さんも疲れてるんだから、早く寝てちょうだい」
「何もしらねぇ~くせに、ガタガタ言ってんじゃねぇよ!!」
「何なの!!その口の利き方、そんなんで子供が育てられるの??」
「うるせーっつてんだよ!!てめぇ~の子供の事も何もしらねぇくせに出来た親ぶってんじゃねぇよ!!」
そう怒鳴り散らした瞬間、愛が泣き始めた。
「出て行ってやるよ!!こんな家!!!」
「愛は置いていきなさい!!」
「うるせーよ!!愛はあたしの子供だよ!!」
そう、怒鳴りながら愛を毛布にくるみ抱きかかえてあたしは外に飛び出した。



