そんなある日。
雄也が仕事行った後、
あたしは休みで暇してる理恵と買い物に行った
ストレスを発散するようにあたしは雄也の愚痴をひたすら聞いて貰った。
「ププッッ!」
「笑い事じゃないんだけど理恵~!!マジあの時と変わらず束縛に殴り合いだよ?本当に息詰まる!』
「まぁまぁ、雄也クンは異常な愛だからね!流奈?考え方変えれば幸せかもよ?」
そんな風に言ってくる理恵に少しムッとした。
“あたしを本気で愛してくれていたのは翼だけなんだから”
そう心の中で思いながら黙っていた。
「今の流奈には雄也クンみたいな人が必要なのかもよ」
そんな言葉を発した理恵を睨んだ。
“どういう気持ちで言ってるの?本気で言ってるの?”
“あたしには翼しかいないんだ、翼じゃなきゃ駄目なんだよ!!!”
そう心の中で叫んでいた。
この時は気付かなかったんだ理恵の気持ちに……
行き場のないあたしの背中を少しずつ押してくれていたなんて
気付くはずもなかった。
ただ、あの時のあたしには
“理恵なら分かってくれると思ったよ”
そう思っていた。
雄也が仕事行った後、
あたしは休みで暇してる理恵と買い物に行った
ストレスを発散するようにあたしは雄也の愚痴をひたすら聞いて貰った。
「ププッッ!」
「笑い事じゃないんだけど理恵~!!マジあの時と変わらず束縛に殴り合いだよ?本当に息詰まる!』
「まぁまぁ、雄也クンは異常な愛だからね!流奈?考え方変えれば幸せかもよ?」
そんな風に言ってくる理恵に少しムッとした。
“あたしを本気で愛してくれていたのは翼だけなんだから”
そう心の中で思いながら黙っていた。
「今の流奈には雄也クンみたいな人が必要なのかもよ」
そんな言葉を発した理恵を睨んだ。
“どういう気持ちで言ってるの?本気で言ってるの?”
“あたしには翼しかいないんだ、翼じゃなきゃ駄目なんだよ!!!”
そう心の中で叫んでいた。
この時は気付かなかったんだ理恵の気持ちに……
行き場のないあたしの背中を少しずつ押してくれていたなんて
気付くはずもなかった。
ただ、あの時のあたしには
“理恵なら分かってくれると思ったよ”
そう思っていた。



