君の隣で～☆星空☆続編～【完】

次の日。


逃げたと奴らに思われるのが嫌だったあたしは、遅刻して学校に行った



あたしが教室に行く前に、学年指導の先生があたしを待っていた。



「ちょっと話しがあるから来い！！」



呼び出された職員室の隣の部屋に入ると、そこにはもう１人生活指導の先生がいた。



「なに？」


そう言いながら椅子に座ると、先生達はあたしに謹慎処分を命じた……。



「はぁ？何したって言うんだよ！！」


「お前が１番分かってるだろ！！」




そう怒鳴る担任の横で生活指導の先生は少し笑って見えた。



「あぁ、分かったよ！こんなｸｿ学校２度とこねぇよ！！」





「お前みたいな奴はな、やめちまえ！！」





その言葉にあたしはｷﾚて部屋の中で狂ったように暴れた。






止めに入った２人の先生を振り払い部屋を出たら、３年の奴らが目の前にいて爆笑してた




そのまま怒りがおさまらないあたしは、


奴らの所に行き、目の前にいた女の髪の毛を引っ張った。



その女は、みんなに聞こえるように悲鳴を上げた。



もう、笑うしかなかった。


“やってらんねぇ”




そのまま学校を出たあたしは親に電話をした


「高校辞めたわ」



親は、あたしに怒鳴った後、声を押し殺して泣いていた。



あたしは電話を切った。


そして……

あたしの高校生活は１ヵ月も持たず終わりを告げた。


担任の先生から何度も何度も家に電話が来ていたけどあたしは代わる事もせず、２度と学校に行く事もなかった。



学校を辞めたあたしに縋り付き泣いてくれたのは


理恵と知香。



全てのいきさつを話した時２人は半端じゃない怒りを見せた。