「なんなんだよ!!千夏泣いてるんだけど」


「……」



ガッシャーン!!



ダイニングテーブルをおもいっきり蹴りドアをおもいっきり殴った



あたしが殴ったドアは貫通して穴が開きはまった手からは血が流れてた



「ママ~!!!」



愛がびっくりした様子であたしに駆け寄る



あたしはドアから手を抜き
自分の流れてる血を見て笑いが止まらなかった




その近くから鳴り止まない守の携帯……


画面を見て平然装いながら電源を切ってる姿……




笑いが止まらなかった




自分が選んだ人生……



そんなくだらない現実に、その場に座り込みもう、立つ気力すらなかった。