「…………ったい!………いっ………たいよ…!!」
夜中に激痛で目が覚め、暗闇の中で守の姿を探した。
「………もる…まもる……起きて……」
布団の中でもがきながら
あたしは必死に叫び続けた。
子宮にはしる激痛に
あたしは吐いた…………
「………どした?」
眠そうな目をしながら守は体を起こした。
「お腹が痛いっ……」
「大丈夫か……?」
そう言ってまた眠りに入ろうとする守をあたしは睨みながらも、それ以上言葉をかける気にならなかった。
《きっと……さっきのせいだ………》
あたしはひ汗をかきながら1人もがいていた
“赤チャンだって、きっとこんなに1人で苦しんだんだ……”
そう思ったら、涙が溢れ
“1人で耐えてみせる”
そう痛みと戦った
あたしは守が仕事に行く時まで痛みと戦い
「行ってらっしゃい」
そう笑顔で見送った。
「ゆっくりしてろ?」
そう玄関を出た時、その場にしゃがみ込み
泣き続けた…………
守は寝ぼけて覚えていないのかもしれない。
ちゃんと言わない自分がいけないのかもしれない。
でも何処かで異変に気付いて欲しかった……
あたしの苦しみを何処かで分かって欲しかったのかもしれない、
それでも強がり続けた自分
守に頼れない自分がいて
気が付くと1人で泣き叫んでた。
はいずくばりながら
病院に電話しタクシーを呼んだ
夜中に激痛で目が覚め、暗闇の中で守の姿を探した。
「………もる…まもる……起きて……」
布団の中でもがきながら
あたしは必死に叫び続けた。
子宮にはしる激痛に
あたしは吐いた…………
「………どした?」
眠そうな目をしながら守は体を起こした。
「お腹が痛いっ……」
「大丈夫か……?」
そう言ってまた眠りに入ろうとする守をあたしは睨みながらも、それ以上言葉をかける気にならなかった。
《きっと……さっきのせいだ………》
あたしはひ汗をかきながら1人もがいていた
“赤チャンだって、きっとこんなに1人で苦しんだんだ……”
そう思ったら、涙が溢れ
“1人で耐えてみせる”
そう痛みと戦った
あたしは守が仕事に行く時まで痛みと戦い
「行ってらっしゃい」
そう笑顔で見送った。
「ゆっくりしてろ?」
そう玄関を出た時、その場にしゃがみ込み
泣き続けた…………
守は寝ぼけて覚えていないのかもしれない。
ちゃんと言わない自分がいけないのかもしれない。
でも何処かで異変に気付いて欲しかった……
あたしの苦しみを何処かで分かって欲しかったのかもしれない、
それでも強がり続けた自分
守に頼れない自分がいて
気が付くと1人で泣き叫んでた。
はいずくばりながら
病院に電話しタクシーを呼んだ



