君の隣で~☆星空☆続編~【完】

「目覚めたのね……?大丈夫?」



あたしはその瞬間、看護婦さんを睨んだ。



“大丈夫?”



社交辞令なのか…
あたしにはそんな言葉ちっとも慰めにもならない!!



そう思った。




「辛かったわね、でも子宮には何も問題はなかったわ……何かストレスでもあった?後は結構無理しちゃったかな?」



そう言いながら、終わりそうな点滴をあたしの手から外した。




「…………」



「終わったから、もし平気なら帰ってもいいわ、無理そうだったらゆっくり休んで行ってね………」



そう言いながら、部屋を出て行った。




あたしはしばらく天井を
見続け起き上がった






1っの命が亡くなったのに


こんなにもあっさり終わってしまった事が衝撃すぎて



足に全然力が入らなかった





あたしは深呼吸をしながら



待合室で待ってる愛と親方の奥さんのもとに歩いて行った