君の隣で~☆星空☆続編~【完】

………………。



蛍光灯が眩しい位に光ってる部屋の中で――――



あたしは静かに目を覚まし開いた




ぼんやり目が霞む中…
あたしはジーッと天井を見上げた




布団を剥ぎ………



あたしは自分のお腹の上に手を乗せた




その瞬間………



頬に涙がつたった―――





何時間前までは
確かにあたしの中にいた



小さな小さな命―――




小さな命があたしの中で
一生懸命…悲鳴をあげていたのかと思うと




涙が溢れて止まらなかった




“助けてあげられなくて―ごめんね……”



そう何度も何度も心の中で繰り返した





トントン…♪♪




ドアのノックと共に看護婦さんが入って来て



それと同時にあたしは顔を背けた。