「千夏・・・!?」

どうして、ここに。
そして。

「なんでっ・・・」

歯をくいしばる唯の姿を見る。

「なんなの、千夏。」

「唯。」

唯の名前を呼び立ち上がる千夏。

「・・・。」

「なんなの、あんた。利歩のこと嫌いなんでしょ?疲れるんでしょ。言ったじゃない!」

「・・・ったよ」

「え?」

自然と声が出た。

「言ったよ。利歩と居ると疲れるって。」

「・・・?」

千夏が、本当に?

その時笑いがおきた。

「アーッハハ!利歩ちょーうける。親友とか思ってたのやっぱ利歩だけじゃん。」

「はは。」

だよね。

千夏を散々傷付けた。


そんなの親友じゃないもんね。