「それに、彼女よりも気になる人ができた」 「それって・・・・好きな人?」 そう聞くと、悠貴は席を立ち上がり私の方を向いた。 口元に手をあてる仕草をして・・・。 「内緒!」 といい、視聴覚室から出て行った。 「あ、逃げた!!」 私も、悠貴の後を追うために部屋を後にした。