その日から小野さんは、毎時間の休み時間に悠貴に会いに来た。 私は、2人の間に入る事なんかできなくて、ただその光景を見る事しかできなかった。 ―お昼休み― 先生に雑用を押し付けられて、資料を運んでいる時だった。 「真綾!」 悠貴に呼ばれたのは。 「話がある!!」