「おはよう」 「お、おはよ・・・」 初めて会ったときみたいな、ぎこちない挨拶しかできなかった。 「あの・・・悠貴」 「ん?」 「今日・・・お弁当作ってきてないの・・・」 「え・・・」 少し驚いた顔をする悠貴にかまわず、そのまま続けた。