あの夏の日と、私と、キミと。




「あの・・・お昼の返事なんだけど・・・」



「・・・・・・いいよ」



「!!!」



嬉しそうな小野さんの声。



どうしてこんなにも胸が痛むのだろう。涙が溢れ出しそう・・・。



「奈緒?」





後ろを振り向くと、千秋がいた。