あの夏の日と、私と、キミと。




教室へ戻る途中、1人の女の子が私たちの元に来た。



「あの、黒須くん!」



「何?」



「2人で話したいことがあって・・・」



悠貴は、私の顔を見た。



私は、小さく頷いてあげた。



2人は、私から見えない場所に行った。