あの夏の日と、私と、キミと。




6月といえど梅雨明けした日本は暑く、中庭の木陰で食べることにした。



「いただきます!」



「いただきます」を言った後、すごい勢いでお弁当を食べ始めた。



なんか、子供みたい。



「この卵焼きうまっ!」



「あははっ」



そんな悠貴の姿を見ていたら、幸せで、笑いが止まらなかった。