あの夏の日と、私と、キミと。




結局、今日は購買でパンを買ってお昼を済ませていた悠貴。



明日は、きちんとしたのを作ろう。



その日の夜、台所を占領してお弁当の下ごしらえをした。



悠貴・・・喜んでくれるかな・・・?



そんな気持ちを抱きながら準備を進めた。



「青春ね~」



「あぁ・・・」



後ろで呟いている、お父さんとお母さんを無視して。